どうも!診断士の西岡です。

今日は唐津商工会議所で行われている創業塾セミナーの4日目。

「ファン顧客となるリピーターの作り方」と題して150分間、講師として登壇させていただきました。

セミナー講師も同様、結局、リピート登壇をいただけるか否か?が真の評価であると感じています。

とはいえ、例えばセミナー講師であれば、セミナーに参加された受講生の満足度を高めておけば、リピートでオファーが来るかというとそうではありません。

ここがリピーター作りの難しいところです。

多くの経営者や個人起業家が陥りやすいのは、商品やサービスの品質を高めればお客の満足も比例して高まると思いがちです。

もちろん、これはこれで間違いではないのですが、満足度とリピートの相関関係は案外弱いもので、もし満足度とリピートの間に相関関係があるとすれば、良い商品さえ提供していれば売れる、という結果が成り立ちます。

しかし、ご存知の通り良い商品なのになかなか売れない・・・、といった事象は、あちこちで起こっています。

私がコンサルする際でも、良い商品なのに売れない、どうすればいいでしょうか?といったご相談は、本当に多く発生しているのです。

ではリピートに必要な要素、は一体なんなのか?

念のため繰り返しておきますが、商品・サービスが世の中の役に立つことは大前提です。

その上で必要なことが、いくつかあるのですが、その一つに

忘れられないこと、が挙げられます。

人は忘却の生き物です。

脳には膨大な情報が日夜、流れ込んでいます。下手すると、今朝のことすら忘れているのに、あなたのことをお客が覚えているかなんて、どこにも保証はありません。

また人は、手っ取り早さを好みます。楽したいという本能的な願望です。だからこそ、探すより目の前にあるものをついつい優先的に選んでしまうといった行動をとります。

商品の満足度 < 今目の前にある合格点の商品・サービス。

そうならないために、忘れられない努力を常にしておく必要があるのですね。商品・サービスを磨くことはもはや当たり前、そこにプラスアルファで忘却防止の仕組みを作っておく、なんてことを心がけみてはいかがでしょうか?

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