どうも 西岡です。

2020年10月30日、唐津商工会議所様主催の創業塾に登壇させていただきました。創業塾初日の今日は、「創業の心構えと経営者の条件」について、150分間、みっちりとお話させていただきました。

ありがたいことに、色々なところで創業塾の講師をさせていただいているのですが、その中でも特に初日のテーマである「創業の心構えと経営者の条件」は最重要テーマと言っても過言ではありません。

なぜなら、ここでお伝えする内容が、その後の経営を左右すると言ってもいいほど、重要な意志決定が必要になるからです。

例えば、私がセミナーで受講生に対し必ず投げかけるのは、

■創業の目的はなんですか?
■そのビジネスを選んだ理由はなんですか?
■ビジネスを通じ世の中をどうしたい(変えたい)と考えていますか?

この3点です。

もしあなたが創業希望者だとして、この質問に即答することができますか?

私はセミナー講師としての活動とは別に、コンサルタントとして企業の売上・利益アップ、組織の活性化、理念の体現などの仕事をしています。むしろ、創業、起業志望者よりも普段は経営者と接する機会の方が圧倒的に多く、様々な経営者が抱えるお困りごとを解決し、望む未来の実現に向けたロードマップを考え、組織が一体となって前進していく、そんな仕事がメインです。

その中で、うまくいく会社、苦戦が続きうまく立ち上がらない会社など、様々なケースがありますが、苦戦する会社には、先に挙げた3点が存在しない、もしくは言語化、整理できていない、ケースが共通項として挙げられます。

例えば事業の目的はなにか? なんのために、その仕事をしているのか?

この問いに関する答えが全てのビジネスの根幹を成していきます。

特に創業において原動力の源になるのが「創業の目的」です。目的のない目標は達成されるはずもありません。

創業においてよく叫ばれる年収1000万円!は目的ですか?目標ですか?手段ですか?

私は創業塾初日には、必ずと言っていいほど、目的を明確にしていただきます。

その上で、ビジネスを通じ、社会にどのような変化をもたらすのか?(目標)

目標達成のために、どんなロードマップを描くのか?(手段)

その上で、制約条件として大切にしたい価値観はなにか?

これから創業を予定されている方は、ぜひ!自問自答してみてください。

ということで、残り4回の創業塾!頑張ってまいります!

 

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