どうも!西岡です。

今日は伊万里信用金庫の未来塾セミナー最終日です。

今日まで全3回にわたるセミナーの中で、最終日の今日、私がお伝えしたかったのは、これからの時代を生き抜く、日本式経営のあり方について、60分にわたりお話をさせていただきました。

なんとなく皆さん感じていらっしゃるのですが、もはやアメリカナイズされた考えは日本には受け入れ難い風土が出来上がっています。

合理性を追求した結果、疲弊し続けた組織、成果主義制度を導入したものの、評価選別という負の印象しか残らない人事考課制度など、欧米的な経営手法はもはや限界にきていることは明らか。

これからの時代は、稚拙に聞こえるかもしれませんが、心と心がつながり、信頼という絆で結ばれた組織こそが力を発揮する時代が到来します。

組織への忠誠心は薄れ、組織も従業員のことを駒としか考えず、日本特有の「持ちつ持たれつ」の関係から逸脱した組織は、早晩、破滅の道へ向かっていくことでしょう。

結局、経営は自然界にとって後付けのシステムですので、本来ある自然界のシステムに沿った経営でなければ、必ず歪みがでてきます。

とくに景気は後退の一途をたどり、日本自体は衰退していくことが明らかな経営環境の中で、心の繋がりのない経営では、不況期を乗り切っていくことはできません。

ついに大企業は副業を解禁しはじめました。つまり自分の身は自分で守れという意味です。

大企業は合理性を追求せざるを得ません。なぜなら方向転換が容易ではないからです。今ある組織、今あるビジネスの中で合理化を図り体制を立て直す。

心を拠り所とし、信頼関係に基づいたチーム作りを旨とした経営ができるのが、中小企業、個人事業主です。

といった、お話を60分にわたりお話させていただきました。

終了後は懇親会にもお呼びいただき、地元の経営者の方々と楽しく懇談させていただきました。

学びの後のビールはうまい!とくに講演の後は喉もカラカラなので、最初の一杯は堪らないうまさですね。

伊万里信用金庫の皆様、本当にありがとうございました。

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