どうも!売れる魅力発掘の専門家&中小企業診断士の西岡です。

今日は唐津商工会議所さま主催の創業塾に講師として登壇させていただきました。

本日のテーマは「創業にむけた心構え」で、150分にわたりお話をさせていただきました。

かれこれ創業塾は過去に数え切れないくらい登壇の機会をいただいています。どの商工会議所さんでも全4−5回の全てをお任せいただけるので、大変ありがたく思っています。

たとえば複数の講師が登壇する場合は、講師によって考え方が多少違ってりしてきますので、受講生も若干戸惑ったりされるだろうなぁと思う(良し悪しではなく・・)こともあるのですが

今回のように4−5回全て任せていただくと、全体を通じて伝えたいことを一貫性を持って伝えることができるという点が受講生にとっても最大のメリットとなり

逆に講師側としては、全体の企画がイマイチな場合、当然、全責任が講師にくるなど、プレッシャーもなかなかなものです。

しかし!講師としてはそのプレッシャーを楽しみつつ、受講生に最大の価値を提供すべく、コンテンツを練り上げ、最新の事例を交え、誰にでもわかる言葉で伝えていく、これが何より講師としての腕の見せ所!

個人的には全5回でも、単発でも、どちらであろうと全力を尽くすことに違いはありません。連続なら連続の作り方、単発なら単発の作り方があります。

その上であえて申し上げれば、私は初日の「創業の心構え」が大好きです。

初日の今日、お伝えすることは、失敗しにくい創業の条件を中心に、あれやこれや・・です。

巷には成功法則がたくさん並んでいますが、うまくいっている企業がなぜ?成功したのか?と聞かれると、評論家っぽい回答は私も持ち合わせていますし、経営者もさももっともらしく答えることでしょう。

しかし実際は、なぜ?成功したのかに関して、そのほとんどが後付け的なものが多いのも事実。

再現性のある成功法則は案外少なく、偶然やこれまでの積み重ねといった不確定な要因が多いように思えます。

一方、失敗に関しては、ある程度法則化されており、超えてはならない線が存在することも事実。

少し格好いい表現をするなら、成功に偶然の成功はあれども、失敗に偶然の失敗はない。

つまり失敗は必然ってこと。

であれば、必然的に失敗しにくい創業を押さえた上で、立ち上げるに越したことはなく、特に借入でもした日には、大きな借金だけが残り、サラリーマンに逆戻りといった、最悪な結末が待っていることもありますから要注意です。

だから失敗しない経営を最初に知る必要があるのです。

夢と希望に満ちた創業希望者に対し、厳しいようですが現実を見せることも大切。

その上で、どうすれば成功の確率を上げることができるか?

これが二日目以降のコンテンツになってきます。

ということで、初日の今日も無事終了、来週からの二日目をお楽しみに!

おすすめの記事