基山町創業セミナー、ありがたいことに3年連続の登壇機会をいただきました。
人口1万8千人の小さな町。参加人数も13名程度のこじんまりとしたセミナーですが、その分、全員のお顔が拝見できますし、また双方向のやりとりもできたりして、これはこれで楽しいセミナー形態の一つです。
今日のセミナー内容は、「経営者としての心構え」。
集客やセールス、コンセプトといったマーケティング系が専門の私ですが、実は物事の本質にアプローチするマインド系は得意中の得意。
なぜなら考え方が変わらなければいくらノウハウを詰め込んだところで、なんの役にも立たないということが、これまでの経験でもよくわかっているからです。
だって普通に考えると今の結果って、ノウハウ云々ではなく、物事にどのように向き合ってきたのか?この集大成が今ですよね?例えば何ごとも中途半端に向き合ってきたとするならば、結果もそれに見合うものになりますし、細部まで妥協せずに詰めてきたとするならば、やっぱりそれに見合う結果が出るわけです。
本当ね、経営者も含め、多くの人に声を大にして言いたいのは、結果を変えたければ、ノウハウよりも無意識の判断基準と思考及び行動の癖を変えることですよ。
はっきり言いますけどね日常がすべてなんです。本当に日常の過ごし方がすべて。
坊さんの説教っぽくなってしまいますが、日常の無数の判断を間違った判断を積み重ねて、結果が抜群なんてありえないんです。
では、なぜ?判断を誤るかというと、判断基準の問題より、実はモノの見方や捉え方に問題があるのです。
同じものを見ても見方一つで全く違うものが見えてくる。ここが理解できれば、ノウハウよりもマインドに重きを置いた方が結果につながるのが早いということが理解できます。
そんな話を150分にわたってお伝えしてきました。
令和元年の登壇機会はこれでおしまい。今年も色んなところでお話させていただき、たくさんの方との出会いをいただくことができました。
来年の令和2年も1月から創業セミナーの講師として登壇予定ですので、しっかりと準備をして臨みたいと思います。