どうも!中小企業診断士の西岡です。

今日は鳥栖商工会議所様主催の販路開拓塾で講師としてお話をさせていただきました。

本日のテーマは「お客の購買心理を鷲掴み、今すぐ使えるビジネス心理学」です。

一般的には売ることに必要な学びといえばマーケティングといわれていますが、ビジネスの現場において学ぶべきはマーケティングよりも心理学、つまり人間心理を知り尽くすことのほうがよっぽど重要です。

その理由はシンプルで、商品を買うのは人間だからです。

コンサルティングや講演の場では、「うちの業界は特殊だから・・」と言われる経営者がチラホラいらっしゃいますが、本当に特殊な業界って存在するんですかね?

個人的には売れない理由を特殊な業界と言う言葉で誤魔化しているようにしか見えないのですけどね。

だってどんな商品・サービスも人間が買うという、この一点においては、どんな業界も変わらないからです。

だからこそ人間を知ることこそが、実は売れるキモになってくるわけですが

では、どうすれば人間を知ることができるのか?というと、心理学の教科書を読むことも大切ですが、それよりも自分の心の機微を分析するほうが何倍も効果的です。

人間が持つ要素というのは、実は大きく変わりません。

もちろん特性や環境で、要素の表面化には強弱がありますが、自分の本音を除くことで、相手の本音も見えてきます。

たとえば良い人でありたいと思っていても、多くの人の心の奥底には邪心が存在することも事実ではないでしょうか?

自分に邪心はないと言い切れる人が果たして世の中にどれだけいるのか?と問われると、誰だって少なからず邪心はあると思います。

このような認めたくないことと向き合い、それらを言語化し受け入れることで、人間心理、もっと言えば人の本音が見えてきます。

そして人が持つ本音に対し先回りし準備をすること、これがマーケティングです。

ですのでマーケティングは人間心理をベースに作られるので、マーケティングよりも人間心理の方が大切であるということがお分かりいただけるのではないでしょうか?

といった内容を90分にわたりお話させていただきました。

人間心理の奥深くまで突っ込んだ話しをさせていただきましたので、今日の話しを理解しコツコツと実行に移すことで、確実な結果につながってくれればと願っています。

残すはラスト1日、最後まで突っ走ります!

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