どうも!中小企業診断士の西岡です。

本日2本目のセミナーです。午後からは多久商工会様主催のセミナー、終わって武雄商工会議所様のセミナーのダブルヘッダーで気合い入れていきます!

とうことで武雄商工会議所主催の創業塾3日目の登壇。今日のテーマは「10%の値上で200%の利益アップを実現する価格戦略について」です。

多くの経営者を見てきて、とにかく忙しい、時間がない、これが中小企業の経営者の特徴です。

この歪みがどこに来るかというと、改善しなければならないことはわかっているけど時間がないので、一向に改善が進まない。

将来を考えて今のうちから手を打たなければならないけど、目先に追われて全く手を打てない。

上記のことから何も手を打っていないので、気付いたら手遅れになってしまった。

これが顕著に表れている特徴です。

私は常々言っていますが、経営者は暇でなければならないと。

暇というと語弊がありますが、要は将来のことを考え、対策や仕組みを作る今の時間を意図的に取るようにしましょうと申し上げています。

そのためには少ない仕事量でも十分な売上をたてる必要があり、結果として向かう先は、値上や高単価な値付けです。

ということは、高単価な値付けが可能な商品・サービスを扱うことが大切で、すると日用品などのコモディティ化されている商品を扱うことは、ハナから向かないということになるのです。

だからこそ価格戦略は商品戦略とも緊密の連携することはもちろん、創業当初から時間の確保を目的とした仕組みを構築しておく必要がありますよ・・・、

なんて内容を120分にわたってお話させていただきました。

私は常々申し上げていますが、価格のミスはその後の努力では補えない。つまり価格は最も重要な意思決定といっても過言ではない!

ということを十分にご理解いただけたのではないかと思う所存です。

残すところあと3回、よろしくお願いいたします!

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